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執筆者の写真渡邊 奈美

「天体の年齢域」を知り意識的に活用する

更新日:2023年11月28日


先日クライアントさんとやり取りをしている中で、やはり”年齢域”の天体を充分に活かし切っていると、"本来の自分"を生きられ、人生の充実度が高まるのだと感じました。


東京ホロスコープ&占星術Naviiroブログ_年齢域の天体を活かす

各天体の年齢域と開発目的


出生図に載っている下記の7天体(惑星)には、各天体から影響を受けその質が開発・発揮される”年齢域”が存在します。


各天体の年齢域

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月:0〜7歳

水星:8〜15歳

金星:16〜25歳

太陽:26〜35歳

火星:36〜45歳

木星:46〜55歳

土星:56歳〜


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太陽から土星までの天体は、出生図にあるその天体の星座(サイン)の質・才能を、その天体が位置するハウスの領域で活かし、その天体の質を開発する必要があります。



また自分らしく心豊かな人生を創造していくうえで、能動的に活かしていきたい主な天体の開発目的は下記と言われています。


開発目的

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太陽:人生の目的(意識)を決める

火星:社会に自分を打ち出す、挑戦する

木星:受容・拡大する

土星:コンプレックスを克服し成熟させる


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その天体をどのように活かすかはその天体の”星座(サイン)”が表し、どこでの活動領域は”ハウス”が示します。


自分の年齢域に当てはまる天体の開発にその年齢域の間に注力する!というよりは、


社会人になったら特に太陽期の20代後半に入ったら、それ以降の天体は同時に開発を始め活かしていく方がスムーズです。特に土星は苦手意識がある分、その習得に時間が掛かるので、早めに意識的に取り組みたい天体です。



占星術的に転機となりやすいのは、以前こちらの記事でご紹介した


運行中の土星が出生図の土星の位置に戻る30歳手前、60歳手前のサターンリターンや、


土星がスクエアやオポジションとなりツッコミを入れる34−35歳、42-44歳、51-52歳ごろのほか、


この年齢域の切り替わりの時も転機になりやすいです。



人生の大きなレールチェンジは年齢域の天体が影響することも


特に年齢域の天体の星座のエレメント(火地風水)が、今と次の年齢域の天体とで大きく変化する場合は、エネルギーの向かう方向が変わるので戸惑いを感じやすくもあるでしょう。


例えば、直感と行動のから、共感、情感のに変化する場合、かなりの違いがありますよね。



でもそうした変化を内なる感覚の流れのままに素直に受け容れて、次の天体の性質をその星座・ハウスで活かし切っていけるかどうかは、本来の自分で人生を創造していくうえでは重要なポイントです。


私の場合は、火星期に入る2年ほど前に会社員を辞め、個人事業主になりました。私の10ハウス終わりにある太陽は風の双子座、1ハウスにある火星は火の獅子座です。


情報・思考・コミュニケーション・拡散の風から、創造・直観・行動・立ち上げの火のエレメント移動で、獅子座の質を活かしていくことに内側で葛藤も抵抗ももちろんありました。


が、今でも獅子座の質を活かして自己表現を続けています。


また火星のある1ハウスは個性やセルフイメージも表すので、創造性の発揮や自己表現を通して自身の個性をアピールする、社会に打ち出すというテーマも一致していました。


かなりの葛藤はあったものの、生まれ持った自分の本質・才能を活かす流れに沿っていたことに、この概念を知って驚きました。そして全体的には、出生図に描かれた人生の方向性に則っていることにも驚きました。



次の年齢域の天体を感じ始めるのは


次の年齢域の天体・星座・ハウスのテーマの影響を感じ始めるのは、個人的な体感としては年齢域が切り替わる2年ぐらい前からと感じています。


私は今45歳なので次は木星の年齢域に入るのですが、43歳ごろからうっすらと木星のテーマと星座の質が発揮されて、強まってきているのを感じています。


木星は自動的に拡大する天体なので、自分ではその質やエネルギーを意識しにくい面があります。ですが木星は、発展と拡大を司る重要な天体です。


それまで自分が注いできた努力が、社会で実を結びやすくなる時でもあります。


木星がもたらす恩恵を自分で知っていて意識的にそれに取り組み活かすのと、何となく広がっていったなぁ〜と眺めているのでは、エネルギーの発揮のされ方や度合いは大きく変わると容易に想像がつきます。


特に木星期中の48歳の頃は、”出生図の木星”の真上に”運行中の木星”が戻ってくるジュピターリターンで、その後の12年に大きな影響を与える発展期になります。


その分、ハウスのテーマに取り組み耕していかなければいけないこともありますが、これまで注いできたエネルギーがさまざまに拡大・発展していくのは楽しみですよね。



もし天体の年齢域が過ぎてしまっても


特に意識せずに各天体の年齢域が過ぎてしまったわ…という方は、手遅れと思って放置するのではなく、開発し切れていなくてちょっと弱いかなと感じる天体を、今からコツコツと開発していきましょう。


特に女性の場合は、社会に向けて活かす”太陽・火星”を充分開発・発揮し切れていない方もわりといらっしゃいます。


太陽、めっちゃ大切です!太陽は身体では”自尊心・自分軸”を育む第3チャクラに該当します。


太陽の性質・才能を太陽が位置するハウスのステージで充分に発揮すると、太陽が輝き出しやがてご自身の”人生の軸”になります。


今ご自身がやっていることに何だかしっくりこない…モヤモヤする…とセッションにいらっしゃる方は、太陽を活かし切れていないことも多いです。


あとは土星のプレッシャーで、課題やコンプレックスのあることから逃げ続けていたりとか。


出生図のホロスコープは、各天体をどこでどのように活かせばいいか、また人生の大きな方向性はどういう流れであって、あなたが主に活躍するフィールドや社会的な役割で活かすべき天体など、さまざまな情報と選択肢を教えてくれます。


本来の自分で心豊かな人生を創造していきたい方は、ぜひ出生ホロスコープのセッションをご活用ください。



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最後まで読んでくださってありがとうございます。



なみ


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