5月20日に太陽が双子座に入り、ものごとのスピードがUPしてきました。
5月24日には金星も双子座へ移り軽やかさやワクワク感が増してきている中、26日から2025年6月上旬までの双子座木星期が始まります。
木星の移動は、その年の天体イベントのハイライトのひとつです。ここから内外のモードやスピード感、流れがガラリと変わっていきます。
1年に一度、星座を移動する木星期
拡大、恩恵、受容、幸運の木星は、1年に一度その星座を移動します。つまり12年で、12星座を一周します。
木星期は、木星が入っている星座の才能を、その星座がある出生図のハウスのテーマについて、その後の11年間すこやかに活かせるよう、土壌から状況を整え種を蒔く期間です。
出生図の天体の配置によっては時にカオスに感じる場合もありますが、それも幸運へとつながるプロセスなのです。
木星が双子座に入ると、出生図で双子座に天体がある人は最も影響を受けますし、真向かいの射手座に天体がある人やアングル(アセンダント、ディセンダントIC、MC)が双子座の人、同じ風星座の天秤座・水瓶座に天体がある人も木星の後押しを受けます。
特に今は水瓶座冥王星が1度台に在るので、木星が双子座に入ると互いに調和し合い、より木星のパワーが高まり追い風になります。水瓶座のビジョンを共有する仲間たちとの出会いや交流も高まるでしょう。
木星が入る双子座の特徴
双子座は、知性、思考、情報、コミュニケーション、拡散の風のエレメントに属します。
今まで木星がいた「地」の牡牛座よりもスピードや流れが俄然出てくるのと、双子座には周りの状況をよみながら、自分の前にやってきた流れに柔軟に乗っていく、波乗り上手な性質もあります。
天体が次々に牡牛座から双子座へと移っている今は、スピードの切り替わりを感じやすい時です。
そして双子座と言えば、情報、知性、学び、好奇心、コミュニケーションの星座。
好奇心を基に情報や知識を収集し、フットワークの軽さや文章力、コミュニケーション能力を活かして、それをまだ知らない近くの人や場所へ伝えるメッセンジャーです。
同時に複数のことをこなす器用さもあります。
双子座木星期の特徴
双子座木星期のこの1年は、新しく興味をもったことを学んだり、学んだことや情報、自身の想いを言葉を通して発信していく流れが強まりそうです。
牡牛座木星期に拡充した自身の才能や五感、センスを活かして具現化できるものを、身近な人に伝えようと発信していく方もいるでしょう。
好奇心はより旺盛になるので、あれもこれも全部!とやれる方はいいのですが、そうではない方はご自身の体力や時間、お金のことも考えて何をするかの選別も必要になります。
思考も忙しなく移ろいやすいので、頭を使いすぎて疲れた時は瞑想をしたり、ボーっとする時間を設けて頭をしっかり休めていきましょう。
また双子座はちょこちょこと近場(国内)を移動することを好むので、一つの場所にずっと留まるのではなく、興味がある人に会いに行ったり、新しい場所へ出掛けてリフレッシュしたり、知識や情報を交換するために国内や近場を移動する機会も増えていきそうです。
そうした新しい出会いの中に、自分の片割れのような存在を見い出したり、再会する人もいるかもしれません(双子座は、自分の片割れを探している星座とも言われます)。
情報量やコミュニケーション量はこれまでよりぐっと増えていくので、大事な情報に関しては精査に時間を掛ける冷静さがあるとよさそうです。
また双子座はフットワークが軽い星座なので、周りからのお誘いには気軽&身軽に対応していくことが、双子座木世期の流れに乗るポイントになるかもしれません。
もちろん何でもOKするのではなく、ご自身の感覚(快・不快、疲れてないかなど)を第一に決めるのは大前提として、です。
目の前の流れに乗るのと、流れに流されるのは全くの別物なので、迷った時はその視点を思い出してみるといいかもしれません。
選択権は、いつでも自分にあります。
風のスピードに飲み込まれるのではなく、自分で乗る波を主体的に選んだり意図して、木星のエネルギーを享受していきましょう。
人生は長いようで、短いです。40代半ばにもなると、如実にそれを感じます。相手からのアクションを待つのではなく、会いたい人には会いに行き、コミュニケーションを楽しむ双子座木星期にしていきましょう。
過去の双子座木星期に私に起きたこと
木星が移動した5月26日、鏡リュウジさんがX(旧Twitter)で双子座について下記のポストをしていました。
※読めない方もいるかもなので、下記は一部抜粋です。
小さな選択の度に生きられなかった「見えない双子」が生み出されていく。そう、誰にでも見えない「もう一人の自分」がつきしたがっているのだ。 木星双子座のときには、生きてこれなかったもう一人の自分に想いを馳せてみてもいいかもしれない。
自分の過去2回の双子座木星期(2000年6月末~、2012年6月上旬~の約1年)を振り返った時、どちらの時もその後の発展に繋がる人生の大きな、かつ意外な選択と決断を私はしてきました。
それは私の太陽が双子座で、かつキャリアや社会での居場所を表す10ハウスにあることや、他天体のアスペクトももちろん影響しているのですが、その選択はどちらも、それまで全く疑うこともなかったこの先も“こう在るであろう”という自身の在り方を、根本からガラッと変えるような選択でした。
当時は悩み抜いた末に新しい在り方を選んだのですが、鏡さんの先ほどのポストを読んだ時に、過去の双子座木星期に私がした大きな選択は、それまで見ないようにしていた“もう1人の自分”を掬い上げてきたのだと腑に落ちました。
双子座木星期を迎える度に、思考ではなく“本来の自分”に還っている、“再生”しているなぁと自分の出生図と照らし合わせて痛感しています。
双子座がご自身の出生図で何ハウスにあるのか、また天体の有無や他天体とのつながりによって、今回の双子座木星期の影響をどう受け取るかは各人で変わりますが、”もう1人の自分”の視点をもって、これから1年の双子座木星期を過ごしてみると自身に関する新しい発見に繋がりそうですね。
双子座木星期に、あなたが種を蒔くメインテーマや拡大していくことなど…今の天体のあなたへの影響や、あなたの人生のライフサイクルの状況・テーマ、前後半年間のターニングポイントは新メニュー『ダレクション ホロスコープ』でお伝えしています。
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なみ
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